



まず慣らすなら、正田交差点を中心とした一帯がいい。この周りは直線が続いていて、道幅も車がすれ違うのに気を遣わない広さがあるから、ハンドルを細かく修正しなくてもまっすぐ走れる。歩道が縁石でしっかり区切られているので、歩行者や自転車がふらっと車道に出てくる不安が少なく、視線を前に置いたまま走れるのも大きい。サンパーク新見や備北信用金庫正田支店といった目印が並んでいて、交差点には信号もあるから、「次はどこで曲がるか」を落ち着いて決められる。
同じ正田交差点でも、南へ向かって下りながら入っていくときは気をつけたい。坂を下る流れでスピードが自然に乗るうえ、三つ灯の信号で黄色に変わった瞬間の判断を迫られるので、迷いが生まれやすい。手前でアクセルを抜き、ブレーキを軽く当てながら近づくと、心の余裕が違う。西方の高尾交差点も似た性格で、東へ向かって下る形になっているうえ、南西にトヨタレンタカーの新見駅前店が集まっていて出入りする車がある。下りながら信号を見て、さらに横から出てくる車も見る、という三つが重なるので、視線を早めに交差点の奥まで送っておきたい。
朝いちばん、人が仕事や学校へ動き出す時間帯は車も歩行者もいちどきに増えるので、はじめのうちは避けたほうが気楽に走れる。曜日でいえば木曜や金曜は街全体が動いている印象があるから、練習を始めたばかりのうちは、少し落ち着いた曜日の昼過ぎを選ぶと信号待ちのプレッシャーも減る。
駐車の練習は、区画がゆったりしていて出入口のわかりやすいサンパーク新見の駐車場が向いている。買い物を一つ済ませるついでに、空いている場所を選んで前向き・後ろ向きを何度か試すといい。もう少し静かな場所で落ち着いてやりたいなら、コメリハードアンドグリーン新見店の駐車場も使いやすい。まっすぐ入れる、まっすぐ出る、それだけを繰り返すうちに、車の幅の感覚が手に戻ってくる。
出典: 警察庁「交通事故統計情報のオープンデータ」(2024年)/総務省「住民基本台帳に基づく人口」(令和7年1月1日)をもとに集計