

最初の一歩は、宮古駅(三陸鉄道)からカワトク宮古のあたりに広がる保久田がおすすめ。この一帯は道幅にゆとりがあって、歩道が縁石でしっかり分かれているから、歩く人と自分の走る場所がはっきり切り分けられていて、ハンドルを持つ手に余計な力が入りにくい。道の形も直線が多く、交差点にはたいてい信号が付いているので、「誰が先に行くのか」を自分で判断する場面が少なくてすむ。焼肉酒家牛角宮古店の前を通って駅前をひとまわりする、というくらいの短い周回を何度か繰り返すと、車幅の感覚がつかめてくる。
気をつけたいのは、むしろ見通しのいいまっすぐな道。長町一丁目のあたり、西にソフトバンク宮古バイパス、南西にすき家がある通りは、平坦な直線で信号のない場所が続くため、流れに乗っているつもりでも速度が上がりやすい。そこへ店の出入口から車が出てくるので、まっすぐ前だけを見ていると左右の動きに反応が遅れる。宮町一丁目も同じで、南東にマクドナルド、南西にジャノメミシン宮古店といった立ち寄り先が並ぶ通りは、駐車場に入ろうとする車が急に減速したり曲がったりする。店の入口が近づいたらアクセルをゆるめ、前の車のブレーキランプだけでなく、その車の向きが少しでも変わらないかを見ておくといい。腹帯の三ツ石トンネル東側は南へ向かってゆるやかに下っていくので、下りでは自然に速度がつくことを意識して、早めにブレーキへ足を移しておきたい。
練習は、夕方の帰宅と買い物が重なる時間帯を外して、午前中から昼過ぎの落ち着いた時間に走るのがいちばん気楽。暗くなってからの練習は、道に慣れてからでも遅くない。駐車の練習には、DCM宮古店やケーズデンキ宮古店のような大型店の駐車場が向いている。区画が広くとってあって、端のほうなら隣の車を気にせず何度でも切り返せるからだ。混雑する時間を避けて、まっすぐ入れる、まっすぐ出す、を繰り返すところから始めよう。
人口10万人あたりの事故件数は岩手県内で多いほうから6番目です。事故件数は交通量に大きく左右されるため、数字が大きいこと自体が運転の危険さを意味するものではありません。
出典: 警察庁「交通事故統計情報のオープンデータ」(2024年)/総務省「住民基本台帳に基づく人口」(令和7年1月1日)をもとに集計